ワコムのペンプロ(KP503E)とペンプロ2(KP504E)の比較検証

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ワコムのプロペンを比較検証してみた。

 

 プロペン2(KP504E)の替え芯がプロペン(KP503E)に比べると芯が削れやすい気がする。また種類が少なくコストも高い、芯が削れ先がいびつになると芯先がぐらぐらするため替え芯の種類が多いプロペン(KP503E)で代用出来ないかを検証してみた。

 

検証環境

・PC:それなりのパソコン

・グラフィックボート:GeForce GTX 1080 ARMOR

タブレットWacom Cintiq Pro 16(ペーパーライクフィルム付き)

・ソフト:CLIP STUDID PAINT EX(64bit)

・ペン:プロペン(KP503E)ハードフェルト / プロペン2(KP504E)フェルト

 

 |*仕様|*プロペン(KP503E)|*プロペン2(KP504E)フェルト|

|読取方式|電磁誘導方式|電磁誘導方式|

|読取分解|能最高0.005mm|最高0.005mm|

|読取精度|±0.5mm|±0.5mm|

|読取可能高さ|5mm|5mm|

|き検出レベル|±60レベル|±60レベル|

|筆圧レベル|2047レベル|8192レベル|

 

検証結果

 

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上2列がKP504Eで下2列がKP503Eです。

ワコムドライバーはどちらも一番柔らかいの設定。

筆はサイズ100固定、筆圧はなるべく同じように書きました。

左上から鉛筆、右上スプレー、左下ペン、右下筆で下2列も同じ並びです。

 

体感としてはやはりスペック差があるプロペン2(KP504E)の方が感圧認識精度が高いように感じます。また反応速度が若干早い気がします。

 

結果として水彩塗りは感圧制度が高いプロペン2(KP504E)を使用したほうがよさそうですが下書き程度であればどちらでも大差を感じませんでした。

ペンがすり減る下書きはプロペン(KP503E)を使用して色塗り仕上げはプロペン2(KP504E)を使用してみようかと思います。

 

 

Wacom プロペン KP-503E

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Wacom プロペン2 KP-504E

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